TRAVEL
新しくなったハワイへ! 訪れるべき最新&注目のスポット案内
Reported by Megumi Imai
2022.11.16
世界的に渡航の規制がほぼ緩和され、待ちに待った海外旅行へと出かける人が増えている。その中でも人気のスポットは、やっぱりハワイ! ほぼ2年間渡航ができず、“ハワイを我慢”していたフリークのために、ここ最近オープンやリニューアルを果たし話題になっているレストランやホテルの情報をお届けする。
ハワイグルメに新旋風!
すでに予約困難という
話題のレストランはこちら
Restaurant:連夜大盛況で
満席のトルコ料理店
「イスタンブール・ハワイ」
暑い国でいただくスパイシーな料理には格別のものがある。ハワイで連日大盛況、今や日本を出国する前に予約が必須といわれているのが、母娘が営むトルコ料理の店「イスタンブール・ハワイ」。5種の前菜の盛り合わせ「メゼ・プラッター」は、フムスや薄焼きのピタなどをはじめ、気になるメニューが少量ずつ載っているから満足度の高いひと品。これをスターターにして、スパイシーな味付けでお酒が進むグラスフェッドラムの串焼きやターキッシュパンケーキなどを、大勢でわいわい取り分けするのがお勧め。暑い日中はオープンキッチンの涼しい店内が人気だが、サンセットタイムになると花や植物で作った藤棚のような天井があるテラス席があっというまに満席に。場所はカカアコのホールフーズの目の前。オーナーは地産地消や女性の雇用を支援する志の高さ。食べて、楽しんで、支援もできるのがこの店!
Istanbul Hawaii(イスタンブール・ハワイ)
住所:1108 Auahi St, Ste152, Honolulu
TEL:808-772-4440
Restaurant:ハワイで
極上トリュフに出合える
「マルゴット ハワイ」
西麻布のトリュフ料理の名店「マルゴット エ バッチャーレ」が、この夏ハワイのアラモアナに出店。シグネチャーコースは$100(他にプリフィクス$80、シェフズテイスティング$150も)。これに自分が選んだトリュフ(別料金)を、お皿の上に好きなだけ削ってのせるのがマルゴット流トリュフ料理。ハワイでも希少なワイマナロTKGを使った、いわゆる卵かけご飯withトリュフも人気メニュー。オーナーの2万本のコレクションをはじめ、KRUGアンバサダーレストランとあって、ワインやシャンパンの品揃えが豊富。何より世界中から旬のおいしいトリュフを仕入れるルートをキープしているので、ハワイのトリュフ料理のイメージを覆す質の高さが早くも評判に。ちょっぴりドレスアップして、ハワイの夜をトリュフとシャンパンで堪能してほしい。
Margotto Hawaii(マルゴット・ハワイ)
住所:514 Piikoi St, Honolulu
TEL:808-592-8500
Restaurant:ブランチとバー、ふたつの顔を持つ名シェフの新店ふたつの顔を持つ名シェフの新店
「Bar Podmore」
ダウンタウンの人気レストラン「セニア」のオーナーシェフ、アンソニー・ラッシュが手がけた2店舗目が早くも話題に。この店は“バー”という名を冠しているものの、朝の9時から13時まで(曜日限定)はブランチが楽しめる店、そして夕方からは食事ができるバーと、ふたつの顔を持っている。ブランチにはアンソニーの出身地であるイギリスの本格的なイングリッシュブレックファーストをはじめ、パンケーキ、ワッフル、サラダ ニソワーズといったカジュアルなメニューが揃う。そしてカクテルタイムには、創作料理が得意なアンソニーだからこそ考案できたスペシャリティーカクテル($30)を。「The Freddie OG」はバーボンベースのカクテルで、イチゴやブルーベリーをアイスティーで固めたソルベが浮かんだ“映えカクテル”。他にもテーブルが一気に華やぐ仕掛けのあるカクテルがいろいろ。スナックも目には華やか、舌には味わい深く「さすがセニアのアンソニー!」と誰もがうなるひと皿。どこか英国の空気が漂うこのバーは、ハワイを遊びつくした大人たちの新たな社交場となりそう。
Restaurant:三つ星シェフの料理Restaurant:三つ星シェフの料理
とカクテルペアリングで話題の
「Bar MAZE」
知る人ぞ知る名店「バー・レザー・エプロン」のバーテンダーであり、数々の賞を受賞するジャスティンが西海岸の三つ星レストランを渡り歩いたシェフと組んだと、開店前から話題だった「バー・マゼ」。店の名は、“混ぜる”と“Maze(迷路)”を掛け合わせている。シェフは「フレンチランドリー」や「Aubergine」などで腕を磨いたアメリカ系韓国人のキー・チュン。OMAKASEコース($150)は、スナックに始まり、そこからデザートも含め4品が続き、料理にあわせたペアリングカクテルが並ぶ。キーもジャスティンも大の日本好きとあって、和や韓国を感じさせる創作料理である。そして時には料理がカクテルを、またカクテルが料理を引き立て、その相性の良さは皿が進むほどに感心させられる。すでに予約はかなり困難。ハワイ行きが決まったら、即、席の予約を。
Bar Maze(バー・マゼ)
住所:604 Ala Moana Blvd, Honolulu
TEL:非公開(予約はメール [email protected] にて)
HOTEL:生まれ変わった
「ハレクラニ」は、
古きを生かし、新しきを追求
開業以来、初の大改装を行ったハレクラニ。あの優雅な佇まいとスタッフの笑顔、そして海からの心地よい風はもちろんそのまま。古き良きものはそのままに、古くなった部分はメンテナンスし、空調システムやWi-Fi環境などハード面は最新へと整備した。そして人気カジュアルダイニング「ハウス ウィズアウト ア キー」が、9月に新メニューとともにグランドオープンし、大改装は完了といった感じに。ダイニングとプールの間に、屋外バー「アールズ」が新設され、ハレクラニの代表的なカクテル“マイタイ”に加え、1940年に新婚旅行で訪れて以来の常連客となった、作家のヘミングウェイのお気に入りだったテーブルの名前がついた新しいカクテルも登場。目の前に鮮やかなサンセットが広がる17時30分からは元ミスハワイと元ミスUSAが、生バンドの演奏に合わせてフラパフォーマンスを披露。12月14日からはクリスマスイベントも開始される予定だ。
HOTEL:大規模リニューアルでさらに快適になった
「シェラトン・ワイキキ」
海面より数メーター高いだけのインフィニティプールで、水平線を眺めながらワイキキの海との一体感を味わいたいなら、全客室1636のリニューアルを終えた「シェラトン・ワイキキ」へ。家族旅行、卒業旅行などに便利なリビングルームがついた4名まで泊まれる部屋や、最大6名まで泊まれるゴージャスなスイートルームも! ウォータースライダーが備わった子どもが遊べる「ヘルモア・プレイグラウンド」(プール)があるのも希少。ダイヤモンドヘッドを眺めながら食事ができるビーチ沿いのレストラン「ラムファイヤー」もリニューアルで新メニューが登場。さらに客室全室にTOTOウォシュレットや深さのあるバスタブが完備。さらにベッドサイドのUSBプラグの新設、コンセントプラグの増設も。そしてワイキキ中心部のホテルは利便性がいいものの、外の音が意外とうるさかったという声もあるだけに防音効果も改善。館内すべてが清潔で新しく、使い勝手が格段にアップ。生まれ変わったシェラトン・ワイキキで、快適なハワイの休日を満喫してほしい。
SHERATON WAIKIKI(シェラトン・ワイキキ)
住所:2255 Kalakaua Ave, Honolulu
TEL:808-922-4422
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/hnlws-sheraton-waikiki/
「いつハワイに行けるのかな」。世界中で入国制限が敷かれ、海外渡航が困難だった時期、なんどこのセリフが繰り返されたことか。規制が緩和された今、急激な円安で海外旅行のハードルが上がったものの、ハワイはやっぱり天国。しかも食のレベルが3年前とは比べものにならないほど上がっている。
そんなハワイでチョコレートやクッキーの次となる新たなお土産アイテムを発見! プルメリア型マドレーヌ「ALOHA MADELEINE」はインスタグラムで、受け取りたい日にちの2日前までに注文すればOK。オリジナルBOX(オリジナルフレーバー4個、ハウピアピンク4個 計8個入りで$18)。
ちなみにDEAN&DELUCAではコーヒーとローストココナッツフレークチョコレートが買える。やさしい甘さとバターの風味で本当においしい! ぜひ、新しいハワイの思い出に。
Content Writing
Megumi Imai | 今井恵
Beauty Writer
雑誌『ku:nel』のスタッフエディターとしてパリの記事を毎号制作。さらに『クロワッサン』をはじめ、女性誌では美容記事を中心に執筆。また唯一手がける男性誌『GOETHE』では、毎年ハワイ特集の担当。国内外を飛び回り、ホテルやスパなどの取材も多数。プライベートでは大の旅好き、猫好き、ミュージカル好き。