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春の贅沢スイーツは「お取り寄せ」が正解! ギフトにも、自分へのご褒美にも

Reported by Megumi Komatsu

2022.4.15

贅沢スイーツはオンラインで購入する時代になったけれど、お気に入りショップでの買い物はワンパターンになりがち。新しいスイーツを発掘したいときは、さまざまな人気店の商品を集めたお取り寄せサイトが頼りになる。セレクトの質の良さに定評がある「婦人画報のお取り寄せ」のコンテンツマーケティング&PR担当、高村由紀子さんが、ギフトや自分へのご褒美にお薦めの贅沢スイーツをご紹介。

グルメサイト「婦人画報のお取り寄せ」が厳選! 春の最旬スイーツ

ハイクオリティな新商品や知る人ぞ知るロングセラーが充実したグルメサイト「婦人画報のお取り寄せ」。サイトのコンテンツマーケティング&PRを担当する高村さんによると、巣ごもり生活が長引くなかでお取り寄せスイーツのバリエーションが多種多様になり、これまではお店に行かないと買えなかったレアなスイーツや、行列ができる人気店のスイーツもオンラインで購入できるようになってきたとか。さまざまな店舗が力を入れているクッキー缶の新作をはじめ、この春注目したいスイーツをナビゲートしてもらった。

1.「おいしい御進物逸品会」の華やかな吹き寄せ菓子
「おつまみ百撰 宴の華 大缶」

「おいしい御進物逸品会」は、昭和33年に料亭へのお土産を扱う店として柳橋(東京都台東区浅草橋)で創業した贈答用菓子店。柳橋、赤坂、新橋などの花柳界の粋客向けに、一般には知られていないが職人技が光る逸品を取り揃えている。そんな「おいしい御進物逸品会」のロングセラーが、華やかな吹き寄せ菓子「おつまみ百撰 宴の華 大缶」だ。柳橋の風景がデザインされた和風の缶には、あられや豆菓子、カリッと揚げた野菜や果物、珍味のおつまみなど、約20種類が詰められている。

「特殊な揚げ方で揚げたオクラ、かぼちゃ、にんじん、蓮などの野菜チップスも数種類入っていて、野菜好きにもうれしい一品。お茶請けとしてもビールのおつまみとしても楽しむことができ、さまざまなお集まりに重宝します。名前のとおり、ご進物にも最適です」(高村さん)

「おつまみ百撰 宴の華 大缶」¥5,400

※1日限定10セット※ご注文受付日より10日目以降のお届けになります。※料金は消費税込みです。

2.名旅館の女将が手がける「玄妙庵カフェ」のクッキー
「PURE COOKIES nuts&fruits」

日本三景のひとつ、京都・天橋立にたたずむ「玄妙庵カフェ」は、皇室御用達の老舗旅館「玄妙庵」の女将が手がけるパティスリー&カフェ。かつてフランス料理やマクロビオティックの勉強もしていたという女将が宿泊客のために作り始めたスイーツは、オーガニックや国産などの素材にこだわったピュアな味わいのものばかり。中でもリピーターが多いのが、発酵バターを使ったクッキー缶だ。この春登場したクッキー缶「PURE COOKIES nuts&fruits」には、いちじくのクッキーやオレンジガレット、レーズンのメレンゲ、パンプキンシードのフロランタンなど、8種類が詰め合わせられている。

「素材はすべてオーガニックで、白砂糖は一切使わず、甘みはブラウンシュガーとメープルシロップのみでつけられています。甘さは控えめながら、サクサクと軽やかな生地のおかげで、アーモンド、白胡麻、かぼちゃの種などのナッツやシード、レーズン、いちじく、オレンジなどのドライフルーツ本来の魅力がしっかり感じられます」(高村さん)

「PURE COOKIES nuts&fruits」¥4,104

缶サイズ(約):18cm×18cm×5cm※パッケージのリボンの色は月ごとに替わります。※ご注文日より10日目以降のお届けとなります。※料金は消費税込みです。

3.「いったつみとらどう」のクッキー缶
「神楽坂クッキー」

「いったつみとらどう」は、ミシュランガイド東京版で2009年以降三つ星を獲得し続けている日本料理店「神楽坂石かわ」と、そのグループ店の贅沢なお取り寄せアイテムを扱うブランド。「神楽坂石かわ」の店主・石川秀樹氏と、「虎白」「蓮三四七」「愚直に」「波濤」「NK」といったグループ店を営む弟子たちが、料理店で仕入れている最高級の食材を使い、自宅で楽しめるさまざまなごちそうを作っている。4月1日に登場した「神楽坂クッキー」は、料理人たちが厳選した素材を生かした贅沢なクッキーを、シンプルな白い缶にぎっしりと詰めた新作。「和の食材と香りが楽しめるクッキーはお酒のおつまみにもぴったりです」(高村さん)

「神楽坂クッキー」¥7,560/いったつみとらどう

※期間限定※限定数あり※料金は消費税込みです。

4.春を感じる甘酸っぱいおいしさ!「タブレス」の
「堀江バターサンド イチゴピスタチオ」

大阪・心斎橋のカフェ「タブレス」のバタークリームサンドは、「婦人画報のお取り寄せ」でも売り切れになることが多い人気商品。約3cmもの厚さがありながら、ふわりと軽い食感が好評だ。春の新作フレーバー「堀江バターサンド イチゴピスタチオ」は、ピスタチオとバターを合わせたクリームに、ベルギー産のホワイトチョコを染み込ませたフリーズドライの甘酸っぱいイチゴを混ぜ込み、洋酒で香りづけをしたもの。「サブレの中にクリームが厚めにサンドされていますが、ほどよい甘さと軽い食感で、イチゴの酸味がアクセントになり、後を引くおいしさです。ぜひ紅茶とともにお楽しみください」(高村さん)

5.「ノーシュガーカフェ・シンレス京都」の低糖質チーズケーキ
「ザ・チーズ」

2020年に京都・烏丸御池にオープンした「シンレス京都」は、砂糖を使わずにおいしいお菓子を提供する健康を考える“ノーシュガーカフェ”。シンガポールで長年、無糖質・低糖質のお菓子作りを研究してきたオーナーがプロデュースするのは、砂糖や小麦粉といった糖質の高い材料を使わない“罪悪感のない新しいスイーツ”だ。砂糖を使わないチーズケーキ「ザ・チーズ」は底部のクラストがなく、濃厚な味わいはまるでチーズそのもの。甘みはほどよく、重たさはまったくない。

「糖質は1ホールたったの19.9g。同じサイズのイチゴのショートの場合だいたい150gくらいあるので、罪悪感なく食べられるチーズケーキです。美味しさとヘルシーが両立した心強いスイーツ、ぜひお試しください」(高村さん)

6.お祝いの気持ちを込めて贈りたい、「勉強堂」の鯛形まんじゅう
「本日鯛安」

「喜びを創造するためにお菓子を作る」というコンセプトのもと、素材や製法にこだわり、環境にも配慮している広島の老舗「勉強堂」。長年愛され続ける「本日鯛安」は、お祝いの席に欠かせない魚・鯛をかたどった桃山生地に青豆鹿の子入りの白あんを入れたシンプルな和菓子だ。柔らかな生地に優しい甘さの白あんが入った小さな鯛は、一つひとつ微妙に表情が違って見た目も愛らしく、お祝いのギフトにぴったりの晴れやかさ。

「おめでたい鯛をかたどった小さなおまんじゅうは慶事にもぴったり。個包装になっているのでお配り用にも重宝します。何かとお祝いが重なる春の始まりに」(高村さん)

21個入りの他、14個入り、籠7個入りもある。

「本日鯛安21個入り」¥5,994/勉強堂

※箱サイズ(約):27cm×24cm×6cm※料金は消費税込みです。

7.キュートなパフェをお取り寄せ!「ジェラート マスモ」の「とちおとめパフェ風ジェラート」

1996年に栃木県宇都宮市で創業した「ジェラート マスモ」の店主・布瀬智子さんは、実家が酪農家だったため、幼い頃から朝しぼりたての牛乳から作るカフェオレや自家製ヨーグルトなどを味わい、市販品との味の違いを意識しながら育ったという。そんな布瀬さんが繊細なさじ加減で作り上げるジェラートの看板商品は、特産の「とちおとめ」を使ったジェラート。中でも人気の「とちおとめパフェ風ジェラート」は、とちおとめをふんだんに使った3種のジェラート(ストロベリーレアチーズ・ストロベリーミルフィーユ・ストロベリーマーブル)を、円錐形のグラスに入れたもの。

「気分の上がるパフェのような盛り付けは、春の行楽やホームパーティにもぴったりです」(高村さん)

「とちおとめパフェ風ジェラート 3種6個」¥3,421/ジェラート マスモ

内容量:ジェラート(ストロベリーレアチーズ・ストロベリーミルフィーユ・ストロベリーマーブル各140ml)×各2個※料金は消費税込みです。

8.温かいチョコレートソースをかけて楽しんで。鎌倉の人気店「レガレヴ」の
「プロフィットロール」

2021年に鎌倉にオープンしたフランス菓子店「レガレヴ」のプロフィットロールは、パリの名店「ギィ・サヴォワ」などで修業し、フランスで計26年のキャリアを積んだパティシエ、佐藤亮太郎さんのスペシャリテ。フレンチレストランで出てくるようなデザートを自宅で楽しんでほしいという思いから生まれたこのプロフィットロールは、湯煎して温めたチョコレートソースとカカオクロッカンをまとわせて楽しむ趣向。直径約8㎝の大きなシューの中にたっぷり詰められたバニラアイスとマスカルポーネクリーム、チョコレートソースの香りとすっきりしたコク、ザクザクとしたカカオクロッカンの香ばしさのバランスが絶妙だ。

「大きなプロフィットロールは、ひとつでボリューム満点! 2人で分けて食べても満足なサイズです。ぜひ大きめのお皿とフォークとナイフをご準備いただき、フランス・パリの味をお楽しみください」(高村さん)

「プロフィットロール2個」(冷凍)¥3,888/レガレヴ

内容量:プロフィットロール180g×2個、チョコレートソース120g、カカオクロッカン60g※1日限定25セット※ご注文受付日より9日目以降のお届けになります。※料金は消費税込みです。

9.5種のチョコレートフレーバーが楽しめる「チャバティ」の
「CHAVATY春スコーン」

東京・表参道の「チャバティ」は、行列ができるティーラテ専門店。ティーラテに合うハンドメイドのスコーンは、イギリスの伝統的な製法を参考に作られており、外はサクサク、中はしっとりした食感だ。シーズンごとに登場する限定フレーバーも大人気で、楽しみに待つファンもいるほど。

「今シーズンの期間限定スコーンは、母の日の限定セットで見た目も味わいも華やか。ピスタチオと桜あんのモンブランやストロベリーマスカルポーネなど、個性豊かな全5種のラインアップが揃っています」(高村さん)

こちらのスコーンは冷凍で届くので、好きなタイミング食べられるのもうれしいポイント。オーブンやトースターで温めると、できたての香りと味わいが楽しめる。

「CHAVATY春のスコーン5種10個」¥4,200

内容量:スコーン10個(冷凍)
フレーバー:桜ピスタチオ、ストロベリーマスカルポーネ、ベルガモットシトロン、カシスオレンジ、チョコレートカシス※お届け期間:5月31日まで※1日限定15セット※料金は消費税込みです。

10.見た目は地味ながらホッと和める甘さで根強い人気!「竹屋製菓」の
「黒豆ゼリー」

美しいリアス式海岸と北上山地に囲まれた岩手県北部の久慈地方は、豆の栽培技術が発達した土地。この地で昭和31年に創業した「竹屋製菓」は、国産の黒豆や大豆を使ったお菓子が評判の老舗製菓店だ。代表銘菓「黒豆ゼリー」は、地元産の良質な豆と、日本三大鍾乳洞「龍泉洞」の地底湖の清らかな湧水を使用したもの。黒豆の煮汁と蜂蜜の優しい甘みを閉じ込めたなめらかな舌触りのゼリーは、清涼感を思わせるすっきりとした味わい。中には香り豊かな黒豆がゴロゴロと入り、素朴ながら品のある味がやみつきになる。

「黒豆と水以外の材料は、蜂蜜、砂糖、寒天と、いたってシンプル。だからこそ素材のおいしさが引き立つのだと思います。添加物など一切使用していない自然食品です」(高村さん)

「黒豆ゼリー 12個入り」¥2,419/竹屋製菓

内容量:黒豆ゼリー85g×12個※箱サイズ(約):25cm×33cm×5cm※料金は消費税込みです。

Yukiko Takamura | 高村由紀子

Content Marketing & PR Associate,Marketing Section Fujingaho no otoriyose Department

ハースト婦人画報社婦人画報のお取り寄せ事業部 コンテンツマーケティング&PR担当。開設11周年を迎えた、スイーツ、グルメ、ギフト、雑貨などを販売するオンラインショップ「婦人画報のお取り寄せ」のコンテンツ制作を統括。プライベートでは素材の味が生きている食べものと調味料、そして気張らない酒場と韓国料理をこよなく愛する。

Photo: Fujingaho no otoriyose

Content Writing

Megumi Komatsu | 小松めぐみ

Food writer

元編集者のフードライター。ライフスタイルマガジンなどでレストランやフード&ドリンクの記事を執筆。万全な体調で外食を楽しむため、普段は医食同源の自炊を心がける。懐石料理の心を学ぶために茶道を習い始めて16年、掛け軸を読むために書道を習い始めて6年……芋づる式に増える趣味と着物が元気の素。