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美しい人には理由がある! 河村真木子さんが輝き続ける秘訣とは?

Reported by Nitta Akiyo

2022.7.15

大手投資会社に在籍しながらコラムニストとして話題を集め、退社後は実業家として活躍している河村真木子さん。美容系マッチングアプリや美容アイテムの開発、オンラインサロンの運営などその活躍は多岐にわたる。また金融から政治、美容やライフスタイルまで、とことん本音で発信し続ける「社会派インスタ」も多くの女性の支持を集めている。どんなに忙しくても常に「キレイ」をキープし続ける美容法や、SNSから垣間見えるラグジュアリーなライフスタイルなど、輝き続ける河村さんの魅力に迫る!

充実した毎日を送るために! 河村真木子さんが実践する6つのルールとは?

実業家・コラムニストとして多忙を極め、プライベートでは1児の母でのある河村さん。主宰するオンラインサロンも大盛況で、2022年7月現在、会員数は1万人! 入会希望者もあとを絶たない。どんなに多忙でも、忙しさや年齢を微塵も感じさせない艶やかな肌や髪。そしてSNSから垣間見える華やかなライフスタイル。多くの女性の関心が集まる河村さんのプライベートに密着。常に「キレイ」を保つために実践していることを伺った。

■1:スーパー朝型なライフスタイル

河村さんの就寝時間は24時。まだ夜も明けきらない4時に起床して一日が始まる。

「だれよりも早く世界で起きたことを把握しておくことがアドバンテージになっていた金融時代の名残で、目覚ましをかけなくてもぴったり4時に目が覚めます。起床後は、今も変わらず情報収集を行いますが、そのあと、仕入れた情報はオンラインサロンの会員に向けてコラムを配信することでアウトプットしています。携帯の充電みたいに、朝がいちばん元気で、だんだんと充電が切れていくので(笑)、プロダクティブな仕事は午前中しかできません。午後はなるべくゆっくりと過ごすようにしています」

■2:毎朝1時間の運動

モーニングコラムを配信したあとは、読書をしながらゆっくりと半身浴を行う。そして、河村さんが主宰するオンラインサロンで朝9時から開催される運動のクラスに参加。

ヨガやピラティス、サーキットトレーニングなど、世界中から集まったスペシャリストが講師を務めるクラスは、会員の間でも人気だ。

運動のクラスのほかに、金融経済やワイン、美容など、さまざまなことを学べるその充実した内容から入会希望者が後を絶たない。ちなみに2022年7月現在、オンラインサロンの会員数は現在1万人。入会希望者があとを絶たない。

平均150―200名ほどがリアルタイムで参加するオンラインサロンでの運動のクラス。一流の講師のレッスンを日替わりで受講できるところも魅力。

■3:添加物とは無縁な食生活

子供の頃からファストフードやコンビニ食とは無縁で、無添加・無農薬の母の手料理を食べて育ったことが、河村さんの食生活の土台になっているという。最近は、オンラインサロン内の栄養学に詳しいトレーナーのアドバイスに従っているとのこと。

「運動のあとは、プロテインをしっかり摂取するようにしています。基本的には食事で栄養を摂るように心がけており、卵の白身やチキン、ブロッコリーなどタンパク質を豊富に含む食材をセレクト。ランチは、週の半分は会食で外食になりますが、炭水化物も含めてしっかりと食べます。精製されたものではなく、玄米や全粒粉のパスタなど“茶色い炭水化物”を選ぶようにしています。夜は炭水化物を摂らず、お肉などのメインディッシュとお酒を。最近はナチュールワインがお気に入り」

一日のうち、炭水化物をしっかり摂るのはランチのみ。ふだんは玄米が主食の和定食が定番。会食では全粒粉のパスタをチョイス。

■4:美容は年齢を重ねるほどシンプル

20代、30代とエステサロンやクリニックでいろいろな施術を体験したおかげで、40代になってから自分に合う美容法を取捨選択できるようになったという河村さん。

「実感しているのは、セルフケアの大切さ。スキンケアアイテムにこだわり、美顔器などのギアを使って自宅でケアすれば、ちゃんときれいな肌をキープできます。美容法やコスメの合う・合わないは人それぞれ。自分に何が合うのかをしっかり見極めることが大切ですね」

40代に入ってからはクリニックでの施術は、シミ取りなどすぐに効果が見えるものだけに厳選し、毎晩、ゆったりと過ごしながら丁寧にスキンケアするのがルーティンに。手をかけることでちゃんと美肌をキープできるのだと再確認。

■5:自分に似合うファッションを知る

シンプルながらトレンドを押さえたこなれた着こなしにも関心が集まる河村さんに、ファッションに関するこだわりを聞いてみた。

「自分に似合うファッションがわからなかったので、そこはプロのスタイリストさんに聞きました。自分に似合うのはコレ! と決めつけず、客観的な目線で自分の体形にマッチする形や似合う色を知ることで、買い物するときの迷いがなくなります。

あとは、ちゃんとトレンドを押さえておくことも大切。コーディネートのどこかにトレンドをひとつ取り入れるだけで、シンプルなコーディネートもあか抜けます。流行は繰り返すといいますが、そのまんま同じものがはやるわけではないので、着なくなったらどんどん手放し、シーズンごとにトレンドアイテムを新調します」

プラダやボッテガ・ヴェネタ、セリーヌ、ザ・ロウなどの人気のメゾンブランドはシーズンごとにチェック。ショッピングはもっぱらデパートとセレクトショップで効率よく済ませることが多いそう。

最近購入したルイ・ヴィトンのチェーンポシェット。カジュアルなコーディネートも小物を利かせてさりげなくクラスアップ。

■6:頭の中を日々アップデート

早朝からコラムを執筆するための金融経済の情報収集を行う以外にも、読書やオンラインサロンを介して知り合ったその道のスペシャリストとのコミュニケーションによって、日々多くの情報をアップデートしている。

「毎日少しでもいいから、それまでは知らなかったことを知っていくことが大切。それが年齢を重ねても若々しさを保つ鍵ではないでしょうか。大人になると、毎日の生活に追われてそういう気持ちが失われがちですが、もったいない。学び続けることこそが最高の贅沢だと思っています」

パリで開催されたオフ会でのひとコマ。オンオフの区切りを意識的につけていた会社員時代と異なり、現在は仕事=ライフワークに。河村さん自身が学びたいこと・知りたいことをオンラインサロンで開講しているので毎日がとても充実しているそう。

現状に甘んじない。日々、自分を磨き続けることを心がけて

取材当日、私たちをニコニコと迎えてくれた河村さん。インタビュー中も笑顔を絶やさず、背筋をピンと伸ばして丁寧に質問に答えてくれる姿を見て、なぜ彼女が同世代の女性たちから強く支持されているのか、その理由を知ることができたように思う。新しい情報や知識をどんどん取り入れ、それを惜しむことなく毎日発信し続ける。現状に甘んじないそんなポジティブなマインドこそが、河村さんが輝きつづける秘訣なのだろう。

Makiko Kawamura | 河村真木子

promoter・columnist

アメリカの最難関の公立大学を卒業後、米国系投資銀行を経てゴールドマンサックスに入社。わずか2年で最上位の役職まで上り詰めたのち、米国大手投資会社に移籍する。2021年に退社後、美容系マッチングアプリやの美容アイテムの開発、世界中に会員をもつオンラインサロンの運営などを行う。プライベートでは1児の母。
https://www.instagram.com/makikokawamura_/

Photo: Noriyuki Fukayama

Content Writing

Akiyo Nitta | 新田晃代

Beauty Editor

大学時代から女性誌づくりに携わり、大学卒業後フリーランスの美容エディターに。スキンケアやメイクにとどまらず、ヘアケアや美容医療にも精通。女性誌や美容専門誌、WEBメディアでの執筆にくわえ、化粧品やサプリメントの開発やコンサルティングにも携わる。