BEAUTY
エンビロンらしさをボディにも。乾燥しやすい冬こそ必須のボディケア
Reported by Akiyo Nitta
2022.10.17
夏に受けたダメージに加え、気温や湿度の変化などの影響も受けやすい秋の肌は、想像以上にセンシティブだ。秋が深まれるにつれ、シミや乾燥、くすみなどの肌のエイジングサインが表面化しやすいことから、この季節の肌を「秋枯れ肌」と呼ぶ。フェイシャル同様にボディのエイジングも加速しやすい。「アンジェラックス」代表として全国11カ所にサロンを展開し、自らも国際エステティシャンとして活躍中の大杉みどりさんに「秋枯れ」を防ぐためのボディケアについて伺った。
秋はカラダも老けやすい! 適切なケアで老化に歯止めを
夏のダメージが表面化するこの季節は、肌のエイジングが加速しやすいと言われているが、それは顔に限らずボディも同様である。かさつきや乾燥にはじまり、くすみやシワ、たるみなど、あらゆるエイジングサインがボディにも現れるので、きちんとケアを行い老化を食い止めることが重要だ。
「フェイシャル同様にボディケアも、初期のエイジングサイン(乾燥や粉吹き)が出てすぐに始めれば、回復も早い。手遅れになる前にスタートさせるのが正解です」と大杉さん。
エイジングサインが出やすい
ボディパーツ
① 首・デコルテ
紫外線を浴びやすいパーツであるため、あらゆるエイジングサインが出やすい。とくに近年はスマートフォンの操作で下を向くことが増えたことで首にシワができやすく。
② 手
一日中いろいろなものに触れ、紫外線にも無防備な手もとは、刺激によるダメージを受けやすい。コロナ禍による過度な手洗いやアルコール消毒もエイジング加速の原因に。
③ 肘・膝
自分では気づきにくいけれど、ふとした瞬間に他人の視線が集まりやすいのが肘や膝。ざらつきや黒ずみ、たるみなどが現れやすい部分なので、適切なケアを取り入れて。
秋枯れに負けないカラダに導く、大杉流ボディケア
ルーティンになっている朝晩のスキンケアと比べて、ボディケアを行うのはちょっと面倒だな……と感じている人も多い。大杉さんいわく、ボディケアもスキンケアのように習慣化させることが、お手入れを継続するコツなのだとか。
「たくさんのアイテムを使い分けたり、プロセスが多かったりすると負担に感じる人も多いと思いますが、私がおすすめするボディケアはわずか2品を混ぜて、お風呂上がりの肌に塗り込むだけの簡単なケアなので習慣化しやすいはず」
大杉さんがおすすめする2品のボディケアアイテムとは、エンビロンの「ダーマラックローション」と「モイスチャーACEオイル」だ。「私自身も愛用していますが、このふたつに勝るボディケアアイテムは見たことがありません。コスパもいいですし(笑)。もう何本販売したのか数え切れないほど、サロンのお客さまにもおすすめしています」。
大杉さんおすすめの
ボディケアアイテム2品
保湿の前に角質ケアを取り入れる
大杉さんが2品のボディケアアイテムをおすすめする理由と、実際にどのように使っているのかについて、話を伺った。
「夏のダメージから肌を守ろうとした名残で、秋の肌は角質が分厚く残っています。余分な角質は、肌のターンオーバーの乱れの原因となり、肌のごわつきや乾燥の引き金にも。肌が乾燥しているときに角質ケアを行ってはいけないと思っている方もいらっしゃいますが、保湿の効果を高めるためにもぜひ角質ケアを取り入れてみてください。スクラブなどを使用して肌に刺激を与えるのではなく、ダーマラックローションとACEオイルを混ぜてボディに塗り、角質ケアと保湿を同時に行うのがおすすめ。ダーマラックローションが肌に優しく作用して、柔軟でなめらかな肌に整います。ただし、赤みや痒みが出ている場合は、角質ケアを控えてください」
季節と肌の状態に合わせてローションとオイルの配合を変える
「ダーマラックローションとACEオイルを混ぜて全身に塗るだけのボディケアですが、季節や肌の状態に合わせて、配合の比率を変えることも大切です。この時期のおすすめはローション2:オイル1の割合ですが、自分の肌の状態を確認しながら、ベストな配合バランスを見つけてくださいね。乾燥が気になる場合は、ボディシルクにACEオイルを混ぜるのもおすすめです」
日々の積み重ねに勝てるものはない
撮影の際に「ノーファンデなのですが、写真写りは大丈夫ですか?」とスタッフに確認する大杉さん。ハリのあるクリアな肌がノーファンデであることに驚愕した旨を伝えると、「エンビロンを使い続けた肌はこうなる……といういい証明になってよかったです」と豪快に笑い飛ばす。
フェイスだけでなく、白衣からのぞく首もとや手の甲の肌もみずみずしくハリがある。ダーマラックローションとACEオイルでのケア以外に、どのようなケアを行っているのかを聞かずにはいられなかった。
「乾燥しやすいこれからの季節は“落とすケア”にも気をつけています。落としすぎ、洗いすぎは乾燥の原因になりますので、強すぎる洗浄料を避けるようにしています。それからこれは通年のことですが、肌に直接触れる肌着などは、通気性がよく肌への刺激が少ないコットン100%のものを選ぶようにしていますね。
最近ルーティンにしているのが、パジャマを着た後にパワープレート パルスミニで、肩こりや脚のむくみのケアを行うこと。その日の疲れやむくみはその日のうちにしっかりオフして、次の日を気持ちよく迎えたいので。
顔は美容医療で若返ることができる時代ですが、ボディはそうはいかない。塵も積もれば山となるという言葉がありますが、日々の“チリツモ”に勝てるものはありません。日々ケアを続けていくなかできれいになっていくことを確認できれば、お手入れそのものが楽しくなる……という好循環が生まれます。だからこそ、効果を実感しやすいお手入れを取り入れてほしいと思うのです。そして、お手入れの習慣化こそが、未来の美しさに繋がっていくものだと思うのです」
サロンワークのなかで多くの人たちの肌に触れ実績を残し、自らの美しさもちゃんとキープしている大杉さんの言葉だからこそ、こんなにも説得力があるのだろう。
エンビロンより、人気の
ボディケアアイテムを詰め合わせた
ホリデーシーズン コフレが発売に!
これからのシーズンにおすすめ、ボディケアアイテムをセットにしたコフレが発売になります(内容の詳細および価格については、後日Live Activeメンバー向けメールとLive Active Store内にてお知らせするので、どうぞお楽しみに!)。人に会う機会が増える年末年始、ぜひ丁寧なケアで、ハリと潤いに満ちた自信をもてるボディを目指して。
MIDORI OHSUGI | 大杉みどり
アンジェラックスプランニング代表取締役。国際エステティシャン。
美容師国家資格・予防医学士の資格をもち、ヘアケアやインナーケアにも精通。エステティシャンとしての経験を活かし、2020年に「国際エステティシャンみどり先生」のYouTube動画をスタート。正しいスキンケア情報を発信し、多くの支持者を集めている。
Photo: Chika Okazumi
Content Writing
Akiyo Nitta | 新田晃代
Beauty Editor
大学時代から女性誌づくりに携わり、大学卒業後フリーランスの美容エディターに。スキンケアやメイクにとどまらず、ヘアケアや美容医療にも精通。女性誌や美容専門誌、WEBメディアでの執筆にくわえ、化粧品やサプリメントの開発やコンサルティングにも携わる。