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目指すのはヘルシー美人! 「足りないもの」を補う注目フードをお取り寄せ

Reported by Akiyo Nitta

2022.9.15

日々の多忙さに加え、ここ数年のライフスタイルの変化などによって、現代女性は想像以上にストレスを抱えている。ストレスが私たちの美容や健康にさまざまな影響を及ぼすことは周知の事実。加えて、飽食といわれるこのご時世、カロリーは十分に補えていても、体のために必要なタンパク質やミネラルが不足しがちだという。いつまでもヘルシーな若々しさを保つためには、スキンケアなどの外側からのケアだけでなく、インナーケアも重要だ。意識の高い現代女性たちから注目が集まる「Women’s Health」のオンラインショップ「Women’s Health SHOP」のなかから、心身をヘルシーに整えるフードを「Women’s Health」編集部エディターの深澤夏々さんがリコメンド。

現代人に不足しがちな栄養素を手軽に補うナチュラルフード

外食やコンビニ食に頼りがちな現代人の食生活。糖質や脂質は過剰に摂取している一方、タンパク質やミネラル、ビタミン類は不足しがち。さらにストレスフルなライフスタイルも重なり、美容面・健康面で悩みを抱えている人も急増している。いつまでも美しくはつらつと過ごすために意識して取り入れるべきフードを深澤さんに伺った。

1:美しい肌づくりに欠かせないタンパク質はプロテインで

ヒトの体の20%はタンパク質でできている。美肌に欠かせないコラーゲンもタンパク質のひとつだ。プロテインを取り入れて、効率よくタンパク質を摂取してみてはどうだろう? 「牛乳由来のホエイプロテインは、栄養分が凝縮されていて、消化吸収が早いのが特徴。トレーニング後の栄養補給とリカバリーにぴったり。一方、植物性のプロテインは消化速度がゆっくりで腹持ちがいいので、ダイエット中の方にもおすすめです」(深澤さん)

■ホエイプロテイン

サラリとした飲み心地のホエイプロテイン。有機ほうじ茶を茶葉ごと粉砕した香ばしさの中にほんのり甘さが感じられ飲みやすい。腸内環境を整え、食後の血糖値の上昇を抑える水溶性食物繊維のイヌリン、腸内で糖類の分解を抑えて吸収されにくくするサラシアも配合されている。白砂糖、GMO、甘味料、香料・着色料、保存料、グルテン、ソイ、ギルトフリー。

イウミー HOJICHA PROTEIN 300g ¥4,860

■植物性プロテイン

低糖質・低脂肪・高タンパクの100%植物性プロテイン。大豆や玄米、麻の実を使用した良質な植物性タンパク質で、低糖質・低脂質。ビタミン、ミネラルなど、20種類の多種多様なスーパーフードも配合されているので、美容やダイエットのサポートにも。抹茶味は1杯で緑茶約4杯分のカテキンが取れるのもうれしい。これからの季節はホットで飲むのもおすすめ。

ドクターズナチュラルレシピ ボタニカルライフプロテイン 375g ¥3,450

2:美髪&美肌をサポートするミネラル豊富なスーパーフード

1980年ごろ、アメリカやカナダで広まったとされるスーパーフード。栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高いこと、あるいは一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる植物由来の食品を指す。海外セレブが美容と健康のため取り入れるようになったことで注目度が高まった。「いつもの食事にトッピングしたり混ぜたりするだけで、現代人に不足しがちな栄養素を簡単に補うことができるヘンプシードとキヌアがおすすめです」(深澤さん)

■ヘンプシード

除草剤や農薬を必要としない生命力をもち、排出する二酸化炭素の量も他の植物と比べて圧倒的に少ない、サステナブルな植物ヘンプ。食用にされるヘンプの実は、タンパク質に加え、必須アミノ酸であるオメガ3とオメガ6などを豊富に含有。食物繊維や鉄や亜鉛、マグネシウムなども補うことができる。ナッツやゴマのような風味なので、どんな料理とも相性抜群。

HEMPS 有機ヘンプシード 120g ¥1,188

■キヌア

アンデス地方のすべての国で古くから生育するキヌアは、飢餓問題を救う奇跡の完全栄養食といわれている。1990年代にNASAが理想的な宇宙食として評価したことで、海外セレブがダイエットに取り入れ認知度がアップ。現代人に不足しがちな食物繊維が豊富なほか、カリウムや葉酸などの栄養分も補うことができる。週に2回以上、こまめに摂取するのが正解。

KIWI QUINOA キウイキヌア(NZ産全粒キヌア) 400g ¥1,350

3:ストレスで緊張している
心身をゆるめるならCBDと
マヌカハニーを

ストレスフルな生活を送る現代人は、自律神経が乱れがちで常に心身が緊張している状態に。疲れがとれない、眠れない、体が冷える、胃腸の不調を抱えている……などの症状は、ストレスが原因である場合も。「手軽に心身の健康をサポートしてくれる、CBD オイルとマヌカハニーは常備しておきたいおすすめアイテム。CBDは自律神経を整え、ストレスを緩和。マヌカハニーは、抗菌・殺菌作用が高く、胃腸を整える効果あり」(深澤さん)

■CBD

CBDとは大麻からとれる「カンナビジオール」の略称。大麻に含まれ、中毒症状を起こす「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と異なる合法成分。ストレスを緩和し、リラックス効果をもたらす。こちらのオイルは高品質なオーガニックのCBD1500mgに加え、オメガ3とオメガ6を体にとって理想的な1:3のバランスで含有。リラックスしたいときに舌下摂取を。

エンドカ ヘンプオイルドロップス 1500mg CBD(15%) 10ml ¥21,600

■マヌカハニー

ニュージーランド・グレートバリア島発のエシカルブランド「アオテア」のマヌカハニーは手作業で採蜜した非加熱の生はちみつ。マヌカハニーに含まれる「MGO(メチルグリオキサール)」は抗酸化・抗炎症作用が高く、ウイルスや病原菌の増殖を抑制する。口腔内のトラブルとなる虫歯菌や歯周病菌、胃腸疾患の原因となるピロリ菌などにも有効だと考えられている。

アオテア マヌカハニー300+ MGO 240g ¥6,696

4:冷えやすい女性の体を
温めるハーブティー

筋肉量が少ない女性はもともと冷えやすい。加えてエアコンによる寒暖差や過度なストレスにより自律神経が乱れることで体温調節がうまくできない人が増えているのが現状だ。「コーヒーや紅茶に含まれるカフェインを多く摂取すると、体の冷えにつながります。毎日の飲み物をノンカフェインで体を温める効果のあるハーブティーにシフトを。体の内側から温まるので内臓の働きが活性化し、血流アップも期待できます」(深澤さん)

オーストリア発のブランド「ゾネントア」は、世界約45カ国で愛されるブランド。化学肥料を使用せず、自然のリズムに合わせて行う「バイオダイナミック農法」により栽培されたハーブのみを使用。こちらは、セージやタイム、ブラックベリーの葉、フェンネルなどを調合。香り高く、心身ともにホッとする味わい。胃液のバランスを調整する効果も期待できる。

ゾネントア あたためるお茶 1.3g×18袋 ¥972

豊かな地球環境保全、カカオ生産者の支援、カカオ生産国の子どもたちの未来を応援することを使命として、フェアトレードにこだわるブランド。オーガニックカカオを主成分に体を温める6種のスパイスとハーブをブレンド。ほんのり甘みがありとても香り高い。カカオに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用が高く老化予防を期待できるほか、腸内環境を整える効果も。

YAECO カカオのチャイティー カラダを整えるカカオティー 13g×6包 ¥1,728

NANA FUKASAWA | 深澤夏々

ハースト婦人画報社「Women’s Health」エディター。美容・フード・ダイエットなどの記事を担当。常にアンテナを張り巡らし、はやりそうなダイエットフードなど、“キーワード”をいち早くキャッチ。CBDや筋膜リリースなど、自他ともに認めるセルフケアマニア。現在、グルテンフリーの食生活を実践中。

Photo: Kenichi Yoshida <ae1>

Content Writing

Akiyo Nitta | 新田晃代

Beauty Editor

大学時代から女性誌づくりに携わり、大学卒業後フリーランスの美容エディターに。スキンケアやメイクにとどまらず、ヘアケアや美容医療にも精通。女性誌や美容専門誌、WEBメディアでの執筆にくわえ、化粧品やサプリメントの開発やコンサルティングにも携わる。