BEAUTY
毎日のバスタイムをもっと心地よく、地球にやさしく
Reported by Yuumi Fujii(dis-moi)
2021.12.15
温かさが恋しくなるこの季節、バスタイムはとっておきの癒やしタイム。パーソナル空間がつくれるからこそ、お気に入りのボディケアアイテムを選び、自分だけのビューティタイムを演出してみるのはいかが? そこで、肌にも環境にもやさしい、新ボディケアブランド『ラポリス』の開発に携わった大西靖子さんに、ボディ洗浄の基本からケアアイテムの選び方をご指南いただいた。
ボディ洗浄料はプラスαの効果を求めるのが潮流に
蒸気で満たされ、自分を解放できるバスルームは、ゆったりとリラックスしたり、マッサージやマスクをするなど、まさに自分だけのビューティスペース。おうち時間が充実している昨今は、この傾向がより強くなりがちだ。だからこそ、毎日使うボディケアアイテムにこだわる人が増えているよう。
「自分時間を見直し、自分軸で使うモノを選ぶのが主流となりつつある今、ただ洗うだけでなく、テクスチャーや香り、美容効果に付加価値を求めている方が多くなったのを感じています。特に近年は、自分の幸せを未来につなげられるようSDGsを意識したモノ選びをされる方も多くいらっしゃいます」と大西さん。
体を清潔にするためだけでなく、香りやテクスチャーを楽しんでみたり、保湿力やスキンケア効果を重視してみたり……。プラスαが期待できるアイテムに関心が高まっている。
毎日使うものだからこだわった『ラポリス』ブランド
「15年前に発売以来、皆さんに愛されている『ラポリス』ブランド。開発にあたり、製品を含め、皆さんのボディ洗浄状況を調べてみたところ、無意識に体を洗っている方がとても多い印象を受けました。たとえば、泡立てが足りなかったり、タオルでこすりすぎたり。これら無意識のボディ洗浄は、色素沈着や乾燥を招いてしまうこともあります。だからこそ、ボディ洗浄料にはさまざまな“やさしさ”が必要だと考えました」
フランス語で“なめらかな肌”を意味する「La peau Lisse(ラポーリセ)をインスピレーションに名付けられた『ラポリス』。パーソナルケアを通して、すべての人の肌をより清潔で美しく、そして「サステナブル・エシカル」な製品づくりで、未来へと続く美と健康をかなえるためのブランドとして、2021年5月にスタート。肌へのやさしさを考えた手指消毒の「ラポリスモイスチャライジングハンドサニタイザー」と、マイクロファイバーを使用した「ラポリスミクロクレンジングタオル」に続き、11月には、ボディシャンプーとホイップウォッシュの2品が登場した。
「ボディ洗浄料に求められる、清潔に保つ、健やかに保つ、肌へのやさしさはもちろん、自分のご褒美や癒やしになるような、使うことで日常に幸せなひとときを、そして地球や社会にもやさしさを届けられるようなボディ洗浄料を目指しました」
『ラポリス』の大切にしたい3つのやさしさ
□肌へのやさしさ
泡立ちがよく、泡がクッションになることで摩擦による負担を肌にかけないよう設計。ホイップウォッシュは、プッシュするともっちりとした泡が出てくるため、泡立てる手間もなし。プラス、肌への負担を考えた処方で、刺激の少ない原料にこだわった。パッチテスト、スティンギングテスト済み。
□自分へのやさしさ
美しさを育むために、厳選された6種類もの植物由来の美容成分を贅沢に配合。さらに、ボディシャンプーには、さわやかでリフレッシュできる香りを、ホイップウォッシュには、リラックスできる香りを採用し、香りで癒やしのバスタイムを演出。
□未来へのやさしさ
環境や社会にも配慮し、使うことで地球環境に貢献できたり、生産者を応援できる素材を使用。ボトルも約90%以上に再生ペットを使用することで、プラスチックの削減に貢献。
『ラポリス』ボディシリーズがおすすめなワケ
上質かつ心地よい製品で毎日のバスタイムを至福のものにする『ラポリス』のボディ洗浄料。その魅力と、それぞれの特徴を詳しく解説。
『ラポリス』ボディ洗浄料に共通する魅力
- □ 洗いながら美容効果も!
- □ 肌へのやさしさもかなえつつ、美容もかなえたい
- □ キメの整った透明感のある明るい肌を目指せる
- □ うるおった肌をキープできる
- □ プレゼントにも最適
うるおった肌をキープしたい方に「ボディシャンプー」
肌と同じ弱酸性でやさしく洗い上げるアミノ酸系の洗浄成分を使用したボディウォッシュで、うるおいと透明感のある健やかな肌へ。ツボクサ葉エキスなど自然の恵みからの美容成分を配合。ラベンダー・ローズマリーといったハーブに、ベルガモット・オレンジなどのシトラスを合わせたさわやかでリフレッシュできる香り。
すっきりなめらかに洗い上げたい方に
すっきりと洗い上げる弱アルカリ性の石けん系成分をもっちりとした泡タイプにすることで、なめらかに洗い上げる。ツボクサ葉エキスなど、自然由来の美容成分を配合。アールグレーをモチーフに、アクセントとしてゼラニウムやコリアンダー、ヴァーベナを合わせたリラックスできる香り。
ボディに磨きをかけるケア法を伝授
「ボディを洗うのに、手でもタオルでも大丈夫ですが、よりやさしく洗い上げたいときや、リラックス効果を求めるときは手で洗うのがおすすめです。注意したいのが洗うタイミング。湯船に漬かりすぎると角層がふやけてしまいます。この状態でゴシゴシ洗ってしまうと肌のうるおいまで落としすぎてしまうので、ボディ洗浄は湯船に漬かる前がいいと思います。また、冬場は腕やすねなどが乾燥しがち。肌が乾燥しているときは、毎日洗浄料を使わなくても大丈夫です。とはいえ、体の汚れはすべて同じではなく、性質が異なります。汗は水でも落とせますが、背中や胸元の皮脂は洗浄料がないと汚れが落とし切れません。胸元や背中などの皮脂が出やすい部分はボディ洗浄料を使ったほうがいいです。ボディ洗浄も、顔のスキンケア同様、肌状態に合わせ、意識して洗うようにしてみてください」
【ボディケアHow to】
- 1.入浴前に、お湯を全身にかけて予洗いをする
- 2.手に泡をとる。もしくは、タオルで泡立てる
- 3.洗浄は体の上から下、内側から外側へ向かって円を描きながらやさしく手を動かす
- 4.胸元や背中は皮脂を洗い流すイメージで
- 5.すすぎ残しがないよう、ぬるめのお湯でしっかりと洗い流す
- 6.体を拭くときは肌をゴシゴシこすらず、タオルで水気を吸わせるように
ボディ洗浄料を仕上がり感で、香りで、やさしさで選ぶ……。これだけで何となく行ってきたボディ洗浄が意識してケアできるうえ、これまで以上にバスタイムがあなたにとっての癒やしの時間に。『ラポリス』ブランドは、そんな気づきを与えてくれそう。
YASUKO ONISHI | 大西靖子
プロティア・ジャパン マーケティング部 シニアマネージャー エンビロンアドバンスディプロマ。2008年に入社し、エンビロンにて、プロダクトマネジメントを担当。2015年には、開発ドクターと連携を取りながらサプリメントをプロデュース。2年前にマーケティング部に異動となり、『ラポリス』ブランドのリニューアルを手掛ける。
Photo: HISAI KOBAYASHI
Editor’s Note取材メモ
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25年ぶりにピアノを再開。2022年中に1曲マスターするのが目標
大西さんに新しい年にやってみたいことを伺ったところ、「子どもが4歳になり、自分の時間が取れるようになったので25年ぶりにピアノを再開しました。夫も挑戦したいということで、早速ピアノと楽譜を購入し、YouTubeを見ながら練習しています。子どものころに練習していた曲は意外と指が動いて弾けるのですが、新しい曲がなかなか難しくて(笑)。2022年は、テレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』の挿入曲である『TAKUMI匠』を1曲完璧に弾きこなせるようになるのが目標です」。子育ての中、自分らしさとは何なのかを模索していたという大西さん。このすてきな目標に、触発される人も登場しそう。
Content Writing
Yuumi Fujii | 藤井優美
Beauty Editor
『ELLE』『Women’s Health』などの雑誌・WEBメディアでも執筆。美容系編集プロダクション「dis-moi(ディ・モア)」主宰。エステティシャンを経て、美容エディターになること25年以上。美容専門誌をはじめ、多くの女性誌で美容情報や女性のヘルス特集を手掛ける。年間、数多くの研究者、医師、美容家などの取材をこなす。